warming up
南風の伝言2020は、美術展、コンサート、映画上映の
3つの催しがあります。
沖縄も私
つながっていることつなげること
今年は、7人の沖縄に関係が深い作家による作品展示で、それぞれの個性の中にある沖縄を「私」を主語にして語ってみようという試みです。
絵画、写真、染職など様々なジャンル、世代やジェンダーも多彩な作家たちが、作品を通して鑑賞者の皆さんと接することで、お互いの中に未だ見ぬ新しい沖縄のイメージが耕されることでしょう。
*最終日の27日、参加作家によるギャラリートーク
会期:2020年9月22日(火)-27日(日)
午前9時30分-午後5時
(入場は4時30分まで/最終日は午後3時まで)
会場:茨城県つくば美術館 第1展示室
茨城県つくば市吾妻2-8 tel 029-856-3711
(アクセスつくばエクスプレス「つくば駅」下車、
A2出口から徒歩3分)
<参加アーティスト>
浦田健二
櫻川豊敏
下地康子
寺田健人
當銘弓佳
安冨 歩
与那覇大智
浦田健二
URATA Kenji
絵画
・1984年 沖縄県生まれ ・2010年 沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科環境造形専攻絵画専修修了
アトピー性皮膚炎の悪化がきっかけで小・中学校を不登校で過ごす。その間、制作活動で他者との繋がりを見出し、WEBサイト上での発表を続ける。デジタル・アナログの技法を混合しながら、人や人体をテーマ・モチーフとした制作を行っている。
下地康子
Shimoji Yasuko
染織
・1968年 沖縄県首里生まれ
・1986年 沖縄県立首里高校染織科卒業
・1990年 沖縄県立芸術大学工芸染織科卒業
経糸に緯糸を交える事で面となり織色が生まれ、
それは自由に形を変え人の営みに寄り添う布となる。
その過程は、私は何者なのか?という自問でもある。
寺田健人
TERADA Kento
写真
・1991年 沖縄生まれ
・2017年沖縄県立芸術大学芸術学専攻卒業
・2019年 東京藝術大学大学院先端芸術表現専攻修了
主な展示に「クローゼットに手を触れて」(沖縄、2014)、「NEW SHELTER?」(東京、2019)など社会が作り出した「性」や「生まれ」に関する諸規範によって人々の行動・思考が決定されていく生政治に関心を持ち、ラディカル・フェミニズムが生み出した「個人的なことは政治的なこと」の実践として、主にパフォーマンスと写真を軸にして制作を行なっている。
安冨 歩
Ayumi Yrigoyen
絵画
・1963年 大阪生まれ
・1986年 京都大学経済学部卒業
・1991年 京都大学大学院経済学研究科修了
・2009年 東京大学東洋文化研究所教授
2015年3月にゴッホ美術館を訪れて中学生のときに油絵を描きたかったことを思い出し、パリで突然描き始める。「突然の画家 突然の個展」(Cafe & Gallery 登美屋、大阪高槻、2015年)、「東大教授の異常な愛情:私は如何にして心配するのを止めて馬に頼るようになったか」(古民家ギャラリーかぐや、埼玉滑川、2018年)、「安冨歩と与那覇大智の Toilevolution」(今帰仁村歴史文化センター、2017-19)など。「いまさらポスト印象派」を標榜し、ゴッホの後継者を目指す。本業であるはずの学術研究と絵画、音楽、乗馬、政治、宗教との融合を標榜する。
浦田健二 URATA Kenji | 櫻川豊敏 Sakuragawa takatoshi | 下地康子 Shimoji Yasuko |
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寺田健人 TERADA Kento | 當銘弓佳 TOME Yumika | 安冨 歩 Ayumi Yrigoyen |
与那覇大智 YONAHA Taichi |