warming up
たくさんのご来場ありがとうございました。
その場に立ち会いたいと思う時がある。そんな「特別な一日」がある。
『特別な1日』
山下洋輔 piano
カルメン・マキ vocal
水谷浩章 bass
2023.12 /15 (金)
18:00 開場 19:00開演
つくばカピオホール
茨城県つくば市竹園1-10-1
山下洋輔の伝説は数々ある。燃えるピアノを弾き続ける。迷える猫をピアノで呼び寄せる。学生運動が激しい頃、早稲田大学でバリケードの中でのコンサート。
カルメン・マキにも数々の伝説がある。寺山修司との出会い、ジーパンと裸足で紅白歌合戦に出演し「時には母のない子のように」を歌った17歳。アルバムは累計100万枚を超える大ヒット。大隈講堂のOZの伝説のライブはYouTubeで今でも聞くことができる。
生きた伝説をつくる二人が遭遇する。
寺山修司が世に出した二人のマキとは、今は亡き浅川マキとカルメン・マキのこと。山下と浅川との間には、アルバムがありコンサートも行われているが、もう一人のマキとは遭遇することはなかった。ところが、今年3月に名古屋のライブハウスtokuzoで一夜限りのライブがあり、その出会いを繋げたのは、ベースの水谷浩章。
この3人が出会う「特別な一日」。私たちはその場に立ち会いたいと思う。
2023.12 /15 (金)
18:00 開場 19:00開演
つくばカピオホール
( 茨城県つくば市竹園1-10-1)
<アクセス>
https://www.tcf.or.jp/capio/access/
TXつくばエクスプレス「つくば駅」下車
A3出口より徒歩10分
(*秋葉原駅から快速45分)
INFO
*18:00より 会場ロビーにて、企画展示やユニークなshopが並ぶ「特別な1日マルシェ」を開催します。
<出展予定>
ニワコヤ(焼き菓子/ドリンク/おつまみ)
ねこ屋(バリ雑貨/ドリンク)
生存書房(古本/新刊本)
クジラ食堂(牛すじ/牛すじ丼)
chito (ルーロー飯) 笹の葉ワーク(焼き芋)
イサラッチの絵本直売所
自然生クラブ(野菜/ひまわり油/ジャム/おかき)
千年一日珈琲焙煎所(珈琲/サンドイッチ)
ARCHIVE AKUAKU(エコバッグ)
出演者CDショップ
............................
◉主催「特別な一日」実行委員会
◉共催:warming up
◉協力:ARCHIVE AKUAKU実行委員会
TOKUZO( 名古屋 )
MUSIC FIELD
◉美術:渡辺晃一
◉お問合わせ:warming up
電話: 090-8580-1288 https://artsnpo.wixsite.com/home/
山下洋輔 piano
Yosuke Yamashita
1969年、山下洋輔トリオを結成、フリー・フォームのエネルギッシュな演奏でジャズ界に大きな衝撃を与える。国内外のジャズ・アーティストはもとより、和太鼓やシンフォニー・オーケストラとの共演など多彩に活動する。88年、山下洋輔ニューヨーク・トリオを結成。国内のみならず世界各国で演奏活動を展開する。
2000年に発表した自作協奏曲を、04年に佐渡裕の指揮によりイタリア・トリノで再演。06年オーネット・コールマンと、07年にはセシル・テイラーと共演。08年「ピアノ協奏曲第3番<エクスプローラー>」を発表。09年、一柳慧作曲「ピアノ協奏曲第4番 "JAZZ"」を世界初演。
2016年、ウィーン楽友協会ホールで佐渡裕指揮のトーンキュンストラー管弦楽団と共演。18年、ニューヨーク・トリオ結成30周年記念アルバム『30光年の浮遊』をリリースし、国内ツアーを行う。19年、山下洋輔トリオ結成50周年の記念コンサート「爆裂半世紀!」を開催。20年、ソロピアノ・アルバム『クワイエット・メモリーズ』をリリース。
1999年芸術選奨文部大臣賞、2003年紫綬褒章、12年旭日小綬章を受章。国立音楽大学招聘教授。演奏活動のかたわら、多数の著書を持つエッセイストとしても知られる。
カルメン・マキ vocal
Maki Carmen
1969年、発足したばかりのCBSソニーから「時には母のない子のように」で歌手デビュー。その年のNHK紅白歌合戦に出場。
1972年、カルメン・マキ&OZ結成。ビアガーデンやディスコテックの下積み時代を経て75年KITTYレーベルよりファーストアルバム「カルメン・マキ&OZ」リリース。日本のロックアルバムとして初の大ヒット、好セールスとなる。
1977年、惜しまれつつOZを解散。以降、ソロとして多くの音源制作やライブ活動を行いロックやフォークに囚われず新機軸を開発すべく、2000年以降は様々なフィールドのミュージシャンとの活動を展開。
2014年、デビュー45周年を記念した3枚組ベスト盤「GOOD TIMES/BAD TIMES〜History of CARMEN MAKI」と、そのライブを映像化した初のDVDをリリース。
2018年10月、それまでの過去幾度となく断り続けてきた「カルメン・マキ&OZ」だったが、41年ぶりに奇跡の復活をCLUB CITTA’で果たす。
カルメン・マキは、2019年、音楽人生50周年を迎えた。
「カルメン・マキ50th Anniversary Live ~デラシネって半世紀~」と題したライブシリーズを5回にわたり、それぞれ違ったジャンルのミュージシャンと活動を展開した。
また、初の出版物“Carmen Maki Songbook 50th Anniversary”が出版された。後書きには「カルメン・マキの孤独な旅はまだまだ続く。これからも聞き手を想像もできない空間に運んでくれるだろう」、と。
2022年4月には、現在活動を共にするメンバーとともに、5つのユニットによる「カルメン・マキ古希ライブ〜生かしておいてくださってありがとう〜」を行い、現在進行形の幅広い「うた」の世界を披露した。
デビユー54年を迎えた現在も新旧取り混ぜたオリジナルや珠玉のカバー曲、トーキングソングや即興演奏の中での朗読等、様々な試みと精力的な活動を続けている。
水谷浩章 bass
hiroaki mizutani
20歳の頃より音楽活動を開始。アコースティック・ベースを吉野弘志氏に師事。
リーダー作として、LowBlow/カフェおじさん、phonolite/while i'm sleeping、phonolite trio and ensemble/My Heart Belongs to Daddy、phonolite/Still Crazy。自主レーベル mizmzic より、うずらぎぬ、phonolite strings、Gush!/Boleroをリリース。
主な参加バンドは、松風鉱一カルテット 、大友良英 "ONJQ" 、森山威男グループ、石井彰 "Quadrangle"、山下洋輔 "4G Unit" 、坂田明 Trio、芳垣安洋 "EMERGENCY!"、津上研太 "BOZO"、南博 "Go There"、今堀恒雄 "Tipographica" 等。
現在は、自己のグループ "phonolite"(木管、金管、弦楽器を含む12人編成のジャズ・オーケストラ)、"phonolite trio"(中牟礼貞則 g 外山明 ds)、Gush!(加藤崇之 g、芳垣安洋 ds)、ツキノマグマ(松井宏樹 sax、芳垣安洋 ds)、水月+(Luna vo、吉田つぶら tap)の他、"phonolite strings"(vla,vc,vc,cb のカルテット)では、青葉市子、浜田真理子、原田郁子、柳原陽一郎 とのコラボレーションなど幅広い活動を展開している。
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~mizmzic/
美術
渡辺 晃一/WATANABE Koichi
美術家・アートディレクター 福島大学教授
http://wa-art.com/koichi-w/index.html
北海道出身。筑波大学大学院芸術研究科修了。ペンシルバニア州立大学客員研究員。ロンドン芸術大学客員研究員。2018年、パリ国立美術学校客員教授。油彩、テンペラ、岩絵具、漆などを用いた絵画と版表現の制作、舞踏家,音楽家、詩人とのコラボレーション、ダンスやオペラの舞台美術、「黒塚」をテーマとした映画など。
[主な作品発表]個展:川口現代美術館、田中一村記念美術館、Zoller Gallery・アメリカ、Century Gallery・イギリスなど。
舞踏家の大野一雄、大野慶人、舘形比呂一とのコラボレーション、平山素子『Life-Casting』の美術(新国立劇場企画)。
渡辺は、筑波大学時代、アクアクにて個展を開催中に山下洋輔氏のコンサートに出会い、刺激を受けた経験を持つ。そして山下洋輔氏の手の石膏取りをした。それから30年の歳月が経ち、今回コンサートの美術で会い交える。