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あの日の記憶と地続きの明日へ

田口雅子

私とあなた変わらぬ日常 ふいに訪れた小さく長い揺れ
すぐさまあなたを抱き抱え 飛び出した空の下
間も無く地面が割れんばかりの強い揺れ 立つ事を忘れたかの様
揺れが幾重にも重なり続け 目の前から消え去った米蔵
同時に不安と恐怖だけが身体を包み込む
目に映る全ての物が形を変えた
水田に佇むハウスでの一夜 天井から滴り落ちる夜露の中 繰り返される終わりのない揺れ
寒さと不安の中 ひかりに満ちたぬくもりの中 ただただ横たわる暗い夜
遠くに見える瓦礫の山 それぞれの想い出達がたちまち隙間を埋めていく
いつもの風景はもうそこにはない それでも変わらず大切な人が側に居るという事
自然がもたらす景観の美しさ偉大さ儚さ
それらと共に隣り合う災害
これまで人間が造り出してきた様々な産物
それと引き換えに失われていくかけがえのない日常
大地の震えは私達に向けての感情の表れの様
人と人との繋がりの様な 深く穏やかに共存出来る未来へ


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warming up

​芸術文化振興NPO準備委員会
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